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2012年3月16日 (金)

中華Pad? Onda Vi20W

ついに買ってしまいました。日本的には中華Padと呼ぶようですが、中国にいる私にとっては、中華Padではなく平板電脳とかMID(Mobile Internet Device)となります。サイトによって、ipadを含め全て平板電脳と呼んでいる場合もありますが、平板電脳は本当にPC並みの性能を持ったものだけとし、PCとしては非力だけどInternetで動画を見たり、ゲームをするくらいならと言うものをMIDと区別する場合もあります。いずれにしても、境界は曖昧なんですけどね。

価格的には400元(5000円)くらいから4000元(5万円)くらいまで。私の買ったVi20W加強版は日本円にして8500円くらいでした。日本でも輸入されて売っているようですが、あまり人気はないようです(加強版の他に、豪華版なんて言うのもあります)。

日本で売っているものは、日本語対応したり、Android Marketが入っていたりするそうですが、当然、こちらは中国モデル。中国では表向きは存在しないAndroid Marketは入っていません(アクセスは出来ますが)。Ondaと言うメーカーは海外には全く興味が無いのか、公式サイトでも、英語はありません。ただ、技術的には意外にまじめなのか、OSのアップデートはいくつか用意していて、このモデルもAndroid 4.0にアップデートできます(ただし、日本のユーザーの方の書き込みを見ると、日本語が表示できないとか書かれていますが)。

ほぼ同じスペックで500元(6000円ちょっと)のモデルもあったのですが、2つの理由でこのモデルにしました。1番目はフラットなパネル。安い中華Padでは、枠から一段凹んで液晶のあるモデルが少なくありません。やはり指紋などを拭く機会が多いので、ipadのようなフラットパネルを選びました。2番目の理由は、液晶の形(アスペクト)。安いモデルは、16:9の液晶を使ったものが多いのですが、このモデルの液晶は4:3。わかりやすく言えば、今のテレビが16:9、昔のブラウン管のテレビが4:3です。同じ7インチの液晶であっても、このアスペクトが意外にバカになりません。ピタゴラスの定理を頭の隅から引っ張り出して計算していただくとわかるのですが、実は面積にすると、4:3の方が20%も大きいとなります。まぁ、動画を見るのがメインなら、16:9でも良いでしょうが、写真などを考えると、4:3のメリットが大きくなります。

ここからは、実際に買ってから、何をしたかと言う事ですが、まず設定で、言語を日本語にします。いくつかのアイコンは中国語のままですが、まぁ仕方がありません。

次にアップデートをします。このメーカーの場合は、PCでアップデートソフトをダウンロードして、そのPCとデバイスをUSBでつないでアップデートします。アップデートですが、Android 2.3, 2.3だけどROMが512MBから1GBになる, Android 4.0の3つがあり、私は4.0は怖いので、2番目にしておきました。アップデートソフトをダウンロードし、解凍すると説明があるのですが、何とその前提がMIDではなく、MP4動画の再生機になっています。確かにこのメーカーでMP4再生機を作っていますが、取り扱い説明書が一緒と言うのは変だろと突っ込みたいところですが、中国メーカーなので仕方ありません。「3つ並んだボタンの真ん中にあるMボタンを押して」と言うところを、Mボタンではない真ん中のボタンを押したりして、何度か試行錯誤をすると、いつの間にか、アップデートが始まりました。と言う事で、何をすれば良いかは説明できません。ただ、どうもUSB Driverのインストールがポイントのようなのですが・・・。

アップデートされると、その前のデータは全て消されていました。よって、また言語を日本語に変えます。そしてアップデートの一番の目玉(?)で、Android Marketが使えるようになります。言い忘れましたが、アップデート前はOnda Marketと言う専用マーケットしか使えませんでした。Android Marketに入り、Googleの日本語入力をインストール。これで一応の日本語環境が完成しました。

これでOnda Marketは用済みかと言うと、実はそうはなりませんでした。Android MarketでSkypeを探したのですが、Skype関連アプリしか出て来ません(なぜか、ハングルのアプリがいっぱい出てきましたが)。そこでダメ元でOnda MarketでSkypeを探すと、普通に出てきました。このOnda Market、意外に役に立つのかも知れません。

最後に、なぜ中華Padだったのかと言う事について。もちろん、安かったと言う理由は大きいのですが、中華Padならではの特長として、再生できる動画フォーマットが多いと言う点があります。そう、土豆網で流れている動画の多くはflvやf4vなのですが、買ったそのままでこれらの動画ファイルが再生できます(まぁ、Androidならflvは当たり前でしょうが)。土豆からダウンロードした動画をいつでも見れると言うのが、このVi20Wを買った最大の理由かも知れません(電池容量が小さいって書き込みもあったなぁ)。

ここで使うか、釣魚島(尖閣列島)

今日も寝ぼけ頭で上海電視台の7時のニュースを見たのですが、いきなり釣魚島!それも、何の映像も無しで、釣魚島に監視船を送るって、それがトップニュースかい?

中国の人には、テレビのニュースについてこのような見方をしている人がいます(これは国営のCCTV、中国中央テレビで顕著なのですが)。まず最初の1/3は共産党の偉い人がいかに活躍しているかを報道し、次の1/3は海外ではどんなにひどい事が起きているかを報道し、残りの1/3で、中国での暮らしがいかに幸せかを報道する。まぁ、ぴったり1/3ではありませんが、かなり言い当てています。外国人にとっては、共産党の偉い人が活躍しているニュースには興味がないので、上海のローカルニュースを見ている訳です。

そんな上海のTV局であっても、政府の意向は無視できない訳で、それが今日のようなニュースになります。では、なぜ今日、釣魚島なのかと言えば、日本でも報道されている重慶市の市長解任から、出来るだけ市民の目を逸らしたいからとなります。その重慶市の市長に関しては、ニュースも20分を過ぎた小粒なニュースの最後に、「重慶市の人事に調整が入ります」とほんの10秒くらい触れただけでした。なかなか露骨です。まぁ、新聞はもう少し書いていますが。

中国にとっては、日本とアメリカは世論を誘導する上でのかなり「ありがたい」切り札で、政府に都合の悪いニュースがある時には、必ずと言って良いほど、どちらかの国との外交問題が発生します。

かなり記憶も薄れたかも知れませんが、中国の漁民が日本の巡視船に衝突してきたと言うニュースがありました。実は、あの時は、中国の民主活動家がノーベル賞を受賞すると言うタイミングで、やはり市民の目をノーベル賞から逸らす役割がかなり高かったと思われます。あの時の中国の強行な姿勢は、「できるだけ、盛り上げたい」と言う姿勢以外の何ものでもありません。

外務省だって頭の良い人たちがいっぱいいるので、こんな事はわかっているのでしょうが、どうしても日本はメディアも強く反発して、中国側の思う壺と言う感じでニュースを賑わしてしまう訳です。中国に住む日本人からすれば、「どうせ中国の国内政策でやっているだけなんだから、日本は大人の対応で受け流してよ。領土問題は、どっちかが船を出したり、上陸したりじゃ解決しないんだから、なんて言ってくれないかな」なんて思う訳です。やっぱり平和じゃないと、暮らしにくいので。

2012年3月14日 (水)

入学前テキスト 中国版

中国の新入学は秋ですが、日本の新入学に合わせて、こんな話を。

一人っ子政策の影響もあって中国の教育熱は非常に高く、それに関わる報道も頻繁に見られます。最近の話題は、「幼稚園を小学校化するな」と言う事のようです。確かに、算数や英語を教える幼稚園も増えているようです。

書店には、日本と同じように「小学校入学前に必要な***」と言うテキストがいっぱい並ぶのですが、その中で「これは面白い」と思ったのが、この「百家姓」です。

 

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これは、中国の名字を並べた本です。中国にはひらがなもカタカナもありませんから、子供たちはいきなり「漢字」の名前を読めなければいけないと言う事らしいのです。中を見てみると、当たり前ですが、結構難しい。一般に中国の名字は漢字一文字なのですが、地方に行くと二文字以上の名字もあり、それも載っています。まぁ、本当に全部覚えてから入学する子供は多くないでしょうが、中国独特なものだなぁとは思います。

 

ちなみに、我々外国人が中国を勉強する時には、漢字をアルファベットで表記する「ピンイン」と言うものを使っています。例えば、王はwangとなります。我々はピンインが当たり前だと思っていたのですが、実はある年代以上(どうも30代後半)の人たちは、ピンインを教わっていません。もちろん、その年代でも、仕事でPCを使う人たちは、ピンインを学んだらしいのですが、仕事でPCを使わない人たちの中には、ピンインが苦手な人も多いようです。実は携帯電話やスマートフォンで、最近手書き入力を使っている人が少なくないように思います。見ていると、30代以上の女性に多いような気がします。

日本語を勉強している中国の人は、「日本語はひらがな、カタカナ、漢字の3つを使うから難しい」と言う人が少なくないのですが、漢字しかなく、後からピンインが入ってきたこの国の言葉も、それなりに難しい部分が多いようには思います。

2012年3月13日 (火)

Windows XPのニセモノ?

先に言わせていただきますが、最初からニセモノを買おうと考えた訳ではありません。さらに言えば、今でもニセモノかどうか、良くわかっていません。だって、中国だし・・・・。

自宅のテレビとつなぐPCが欲しくなって、安上がりに自作を始めた訳です。日本と中国のパーツの価格を比較した場合、中国の方が安いものも多いのですが、日本の方が安いのがCPUとメモリーでしょうか。それと、CPUはハイエンドの流通量が圧倒的に中国は少ないようで、Core i7やi5をネットショップで探しても、意外に大手でも扱っていなかったりします。

なんだかんだでパーツの組み立てが終って、OSのインストールとなりました。今さらWindows XPなのですが、中国では、まだHomeだけは正規で販売されていました(正規品しか売らないと言い張っているAmazon CNが売っていましたが、最近は在庫なしとなりました。ついに終了?)。中国のクレジットカードをある理由で作らない私は、中国人の同僚に「現金で払うから、買ってくれない」と頼んだのですが、彼が「淘宝だったら、もっと安い」と言い出したのでした。「本物じゃなきゃ嫌だ」と言うと、「本物だ」と言い張り、結局その「淘宝XP」を買う事になりました。

中国では、とにかく正規品を買ってくれる人が少ないので、マイクロソフトは対抗上、非常に安い価格を設定します。そんな事をしたら、他の国に流出しないかと言う不安も出てくるのですが、まずは言語の問題があり、もう一つの条件として「インストール時のネットによる認証は中国国内でしか行えない」と言う条件を付けています。そのため、安い中国版が他国に流出すると言う事は、表向き、ガードされています。

私の手元に届いた「淘宝XP」には、何とOffice 2007が付録で付いてきました。もちろん、こちらは正真正銘のニセモノですが。Officeも中国では安く、「家庭と学生版」はWord, Excel, Power Point, Onenoteが入って278元(ざっと3500円)。これを見た時に私は「これって、使用期限1年とかあるの?」と聞いてしまった程に、日本のOfficeとは価格が違います。ただ、付いてきたのは、見るからにニセモノです。

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さて「淘宝XP」ですが、例のIDキーのオレンジのシールが貼っておらず、小さなホログラムを使ったシールしかありません。そこにあるIDキーを打ち込んでも、どうしても認証されませんでした。30日以内に認証を得ないと使えなくなると画面上に表示されるので、かなり焦ります。この段階で、「ニセモノを掴まされた」とかなりがっかりしていたのですが、数日後にシール上のIDキーが、紙のゆがみで読みにくくなっている事に気が付き、その歪みを修正して打ち込んだところ、無事に「認証」されました。

これで万事丸く収まるかと言うと、そう簡単ではなく、無料のMicrosoft Security Essentialsと言うセキュリティソフトをインストールしようとしたところ、「これは正規品ではないので、インストールできません」と言われ、一体、正規品なのかニセモノなのか、全くわからなくなってしまいました。しかし、どうもこちらの人の話を聞くと、正規かどうかはあまり気にしていないようです。

私の知っている中国人は、PCを買って、インストールされている正規のWindowsを消して、市場に出回っているコピー版を入れたというのです。何でそんな事をしたのかと聞くと、「PCにインストールされているソフトには余計なものが乗っていて、動作が遅くなる。だからプリインストールを消して、軽いコピー版に置き換えた」と言っていました。やっている事はわかるけど、だからって正規版を消さなくても・・・なんて中国の人は思わないのかなぁ。

2012年3月12日 (月)

上海ディズニー(の予定地)を見に行って来ました。 その2

今回は「その2」ですが、少しビジネス寄りのお話を。

まず、我々は上海ディズニーと呼んでしまうのですが、実は「上海国際旅游度假」と言うリゾート開発があり、その中核アトラクションが上海ディズニーと言う事になっています(ちなみに、度假というのが中国語のリゾート)。と言う事は、ディズニーは上海ディズニーの周辺に、小判ザメのように、ディズニーとは関係ない施設が作られてしまうリスクがあるって、わかっているのかなぁ。

東京のディズニーリゾートがオリエンタルランドに運営されているように、上海のディズニーリゾートも運営会社があります。それが「上海申迪集団」と言う会社です。申は上海に昔の名前「申城」、迪はディズニーの中国名「迪士尼」から来ています。

上海ディズニーの運営会社は、ディズニーが43%しか株を持たず、残り57%は上海申迪集団が保有します。ここで思い出したのが、サンリオの中国展開のニュースで、今年の1月、香港の企業に、中国でのサンリオキャラクターのマスターライセンスを渡したと言うものでした。やはり、この国において外国企業が主体的に偽物対策などに取り組むのは難しく、同じ中国系の香港企業に運営を任せ、サンリオとしてはロイヤリティを受け取ると判断したんだろうと理解していました。きっとディズニーも、ここは地元企業に主体を持たせた方が、面倒な事を避けられると思ったのでは?などと見ています。

その一方で、パークを運営する別会社を同じようにディズニーと上海申迪集団で作っていますが、こちらはディズニーが70%の株式を握っています。こちらは着実に儲かりそうですから。

中国のメディアを見ていると、根拠がわかりませんが、上海ディズニーの入場料は300元(約3800円)と書かれていて、それに対して「高い」と言うコメントがあります。私は、ディズニーはたぶん、さらに高い価格を設定するのではないかと見ています。日本や米国と同程度の価格に設定して、いち早く行った人たちが「高かったけどね」と自慢できる事こそ、この国におけるマーケティングとして重要ではないかと思います。いずれにしても、オープンは2015-2016年。この調子で物価が上がっていれば、500元でも全く不思議は無いように思います。

もう一つ楽しみにしているのは、 ディズニーに乗り入れる地下鉄がどうなるかと言う事。ディズニー好きの方は、舞浜駅がなぜディズニー駅に出来なかったかと言う話をご存知かも知れません。ディズニー側は、もしディズニー駅にしたいなら、車両も含めて全てディズニーの世界にする事を要求し、JRが諦めたと言われています。その後に出来た香港ディズニーでは、確かにMTR(香港鉄路)は、窓がミッキーマウスのシルエットの車両を作っていました(私はエアポートエクスプレスの窓から見ただけですが)。現在の計画では、地下鉄の2号線と11号線が上海ディズニーにつながると言う計画になっています。ディズニーの要求を受け入れて、新車両を作るかなぁ。でも香港でも作ったのに、上海では作らないと言うと、上海人のプライドに関わるので、きっと作るのでしょうね。

このブログを下書きのままにしておいたら、つい先日、「上海ディズニーの西側に、Premium Outletが」と発表されました。Simonという会社で、日本では三菱地所と組んで、御殿場などにアウトレットを作っていますが、この会社が中国でスーパーなどを展開している百聯と組んで、2014-15年にアウトレットを作るそうです。やっぱり、小判ザメ商法は出てきますよね。

またiphoneやアンドロイドで人気のAngry Bird(中国名は憤怒的小鳥)のテーマパークも、上海に出来るのではないかと報道されています。本当に海外企業は、上海が好きなんですよね。

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今回のテーマは、下手な画像を使うと著作権に引っかかりそうなので、全く関係ない、犬をカートに載せて散歩する女性の写真で。何の意味もありません。

増えてるなぁ。台湾から来たデザート

甘いものが苦手ではないですが、かと言って、新しいデザートを積極的に食べに行くタイプでもありません。でも、そんな私がこの数ヶ月、何でこんなに増えるんだろうと思ってみているのが、鮮芋仙と言う台湾から来たデザート店です。シンボルは、このおばさんとおじさん。手作りっぽいイメージを出しています。

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お店の名前からもわかるように、芋を使ったデザートなのですが、芋を材料にした白玉のようなもの(芋圓)と言うと、想像しやすいかも知れません。それに、いろいろんな材料が組み合わされています。初心者としては、定番を頼むべきだと考えて、メニューの一番初めにある芋圓1号を注文しました。中身は、芋圓、蓮の実、緑豆(中国では小豆のように、お菓子に良く使われています。緑豆のアイスなんて言うのもあります。もちろん、小豆は小豆であるのですが)、珍珠(ミルクティなどに入っているタピオカのゼリーみたいなもの)などが入っています。味はかかっている黒蜜の味で、芋圓自体には味はそれほどありません。どちらかと言えば、いろいろな食感味わうと言うものなのではないかと思います。日本人には、黒蜜が何となく懐かしくておいしいと感じられるかも知れません。

一つわからなかったのが、写真に写っているオレンジのもの。買ったときは果物かと思ったのですが、実は色がオレンジなだけで、味や食感は芋圓と変わりません。オレンジ色の芋で作ったのかとも思うのですが・・・。

Xianyuxian_2ちなみに、注文すると、「温かいの?冷たいの?」と聞かれます。冷たいのを頼むと、容器の底にカキ氷の塊が入っていました。

街のデザート店を見ると、台湾から来たものが多いような気がします。日本から来たものでがんばっているのは、ビアードパパのシュークリームや、たい焼き、たこ焼きかと思います。プリンも増えていますが、あまり「日本」と言うイメージは無いかも知れません。当然ですが、どこかが流行ると、似たような中国系のお店も出てきます。

そう言えば、この2-3ヶ月で、すき屋が上海で多くの店を開いているように思います。また昨日は、老西門駅の近くで松屋を見たなぁ。確かに吉野家はいっぱいありますが、牛丼だけでは勝負できないので、いろんなメニューを出しています。そんな中国で、牛丼屋さんがいっぱい進出しても、どうなのでしょう。まぁ、日本人には少しうれしいのですけどね。

2012年2月19日 (日)

男ごころをくすぐる・・・、男人装

基本的に、中国の雑誌はビニール袋の中に入れられて販売されています。よって、立ち読みして、面白そうだから買うという事が難しく、表紙の見出しを見て記事を判断する事になります。

そんな中国の雑誌の中でも、ひときわ「ビニ本」(もう死語かなぁ)らしさを醸し出している雑誌が今回紹介する男人装(なんれんじゅあん)になります。何が他の雑誌と違うかと言えば、まずは表紙に挑発するようなモデルさんの写真を使っています。他の男性ファッション誌がポーズをつけた男性の写真を使っているのとは、一線を画しています。そして敢て「ビニ本」と呼びましたが、一般の雑誌のようにビニール袋が透明ではなく、中が見えません。

かと言って、真っ黒な袋に入っている訳ではなく、そのビニール袋の表には、表紙と同じ写真を印刷し、裏には、メインの記事を4つ、写真で紹介しています。つまり、このビニール袋の印刷にかなりのコストと知恵を使っているのが、この雑誌の特徴になります。だから「ビニ本」。

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雑誌としては、20-30代をターゲットにした感じで、意外にも読み物も多く、この1月号ではマンチェスターの警察のルポや、UFCと言う格闘技の記事もあります。ファッションは最後の1/5くらいでしょうか。、何となくライフスタイル誌を目指しているような感じもあります。肝心(?)のグラビアですが、16ページくらいで、ミニのドレスを着た女性(ちなみに女優さんらしい)がベッドやソファの上でポーズをとっています。中国としてはがんばっているとも言えますが、当然ですがヌードと言う事はありません。中国でヌードが許されるのは、公式には美術系の書籍(+医学系)くらいではないでしょうか。まぁ、中国のインターネットでいろんなものが流れていますので、雑誌にヌードがあるとかないとか騒ぐ時代は中国であっても終っているのだと思います。

さて、こんな雑誌が売れているの?と思われるかも知れませんが、まずどこの雑誌スタンドへ行っても売っています。またAmazon Chinaの男性ファッション(時尚男人)でベストセラーを見ると、まずこの雑誌がトップに出てきます。

やはり男ごころをくすぐる雑誌なのでしょう。

2012年2月17日 (金)

春は名のみの・・・、第一八百伴

春節が終わり、暦の上では本格的な春のはずなのですが、2月の上海はかなり寒い日が続きます。何となく加湿器の発想で、湿度の高いと同じ気温でも温かく感じるような誤解をしていたのですが、実は湿度の高い寒さと言うのは、東京で言えば、雪の積もった日の寒さのような感じで、刺すような寒さと言う表現が適切かも知れません。

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中国の女性の冬の定番と言えば、腰をすっぽり隠すくらいの比較的長めのダウンコートで、地下鉄の中などで見回すと、本当に多いなぁと感心します。こんな中で、思わぬコート姿を発見しました。

上海にもいくつかデパートはあり、日本人には台湾そごう系の久光が有名ですし、中国系では太平洋百貨、上海ローカルとしては上海新世界城や東方商厦なんて言うのもあるのですが、売上げにおいて他を圧倒しているのが、日本のヤオハンから生まれた第一八百伴です。上海市商務委員会が発表する月別の単店舗売上げで、この1月は98億元、2位の上海新世界城の49億元のほぼ2倍となります。今や中国のデパートにおいても、1階は化粧品売り場と海外ブランド品が当たり前になり(10年以上前は、1階に食品やカメラ売り場があったりしたんですよ、本当に)、第一八百伴の1階も周囲は海外の有名ブランドショップ、そして中央には化粧品売り場が広がっています。

そこで「あれっ」と思ったのは、美容部員(中国では何と呼ぶのか?)の皆さんが、みんなコートを着ている事です。それもローカルブランドの化粧品ではなく、SK-IIやシャネルまで、ほとんどの美容部員の皆さんはコートを着ているのです。良く見ると、それもお揃いになっていて、個人のコートを着ている訳ではなさそうです。確かにこの店、天井が高くて1階は寒いのです(上のフロアに行けば、暖房も効いていますし、コートも着ていません)。美容部員もコート姿なら、お客さんもコート姿で、寒い中、メークをしてもらったり、買い物をしたりしています。

B_20120218108             クリニークはクリニークらしく、白のコート

 B_20120218114            美容部員(エンジ)もコートなら、お客さんもコート

もう一つ見どころ(?)は、周囲に並んでいるブランドショップの店員で、アルマーニジーンズはダウンを着ていました。一方、エルメスの店員さんは、店の方針なのかジャケットだけで我慢している人もいるようです。日本のデパートの内情を知っている方はご存知かも知れませんが、2月に普通は棚卸しがあり、そこで一気に商品が春物に入れ替えられます。そしてファッション系の店員さんは、それを境に無理をしてでも春物を着て店頭には立つ事が求められています。第一八百伴の店員さんにそんな事を強制したら、きっと店の奥から出てこなくなってしまうかも知れません。

第一八百伴の店頭に春が来るには、もう少し時間が必要かも知れません。

2012年2月 7日 (火)

上海ディズニー(の予定地)を見に行ってきました。

中国で香港に次ぐ2番目のディズニーリゾートとして計画されている、上海ディズニーリゾート(上海迪士尼度假区)。その建設予定地に行ってきました。場所は浦東国際空港の近くの川沙鎮と言う場所です。

少し前置きをすると、世界一小さなディズニーパークと一部で報道されたようですが、ここには公表データのわかりにくさがあります。公表されたのは、一期工事で全体が390ha(ヘクトアール、小学生の時に習いましたね)、パークが116haなのですが、この116haが、これまで「狭い」と言われた香港ディズニーの126haより、さらに小さいと叩かれたわけです。ディズニーランド好きの方はわかるのかも知れませんが、東京ディズニーランドでも、パークだけの面積は51ha(ディズニーシーは49ha)。オーランドであっても、Magic Kingdomだけなら43haと言われています。つまり、この116haと言うのは、パークだけの面積としては他よりも大きいと言う事になります(今年になって、91haと修正されていますが)。

少し落ち着いて考えれば、面子にこだわる中国人(特に上海人)が、世界一小さなディズニーパークと言う計画を認めるはずがありません。ちなみに現在の香港ディズニーは22haしかなく、開園当初、香港の新聞に「半日で十分」と書かれていました(こちらも拡大計画があり、27haになるとか)。

ただし、この事を褒め称えている訳ではありません。どこも50haくらいで作っているには、当然理由があるはずで、東京のディズニーランドとディズニーシーを合わせたのと同じくらいある91haは、1日で全てを見て回るには広すぎるのではないでしょうかね。まぁ、この国の面子は、理屈を超越したところにありますが。

では本題に。

どうも東京ディズニーから考えて、何も無い埋立地のようなところを想像してしまうのですが、上海の予定地は以前からある農村で、元から川があったのか、あるいは農業用水として作ったのかはわかりませんが、小さな川が多い地域です。

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当たり前ですが、民家もぽつんぽつんとありますし、まだ「立ち退かされて、空き家だらけ」なんて状態でもありませんでした。多くの農家ではアヒルが飼われ、肥(こえ)桶を提げたおじさんやおばさんが歩いています。中国にいると、農薬が怖いと言う話はよく聞きますが、肥を使った農業も、上海にはまだあるんですね。まぁ、においを嗅いで、すぐ逃げましたが。

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4-5年後には、ここにはディズニーを中心とした、巨大なリゾートに変わっているはずです。

「この田園風景を残せ」などと言うつもりはありません。ただ、「ここは、以前はこんな場所だったんだよ」と言う記録が残せたら良いかなと言う事で。

ゼニアのエコバッグ  時尚先生

中国で入手したゼニアのエコバッグと言ったら、それはもう街頭で「ニセモノ、いる?」と言って売られている偽物としか思わないのが普通でしょう。
ここ中国では、基本的にはスーパーでレジ袋はくれません。もちろん、必要なら買う事はできますが、白色汚染と名付けて、無料で付けることを法律で禁止しています。日本のようにおしゃれなエコバッグを使っている人は多くはありませんが、袋を持って買い物に行く事はすっかり定着しているようです。
そんな中国で、時尚先生(Esquire)中国語版9月号が付録に付けたのが、このゼニアのエコバッグでした。

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写真でもわかるように、ゼニアのペンシルストライプの生地がモチーフになっていて、生地の端「耳」にあるブランド名をデザインのポイントに使っています。素材はと言えば・・・、まぁ20元(約250円)の雑誌の付録ですから期待しないでください。特にハンドルの素材は安っぽいかなぁ。

ゼニアは、中国語では傑尼亜(じぃぇにあ。中国で使う簡体字では最初の文字は、木の下に点4つ)。オーダースーツのお店では確かに多く扱われているようです。ただ、一般の中国の人でゼニアを知っている人は少ないと思います。まぁ、Esquireを読んでいるような人がわかれば良いのでしょう。

雑誌の中身については、如何にもEsquireと言う内容とでも言っておきましょう。ページ数は470ページ。広告は主要ブランドが並んでいます。表紙はSmart(車)の立体写真、次いでアルマーニ、フェラガモ、プラダ、D&G、バーバリー、CANALIと続き、裏表紙はカルティエです。昔は、中国の雑誌は印刷の質が悪かったのですが、こうしたブランドの要求もあってか、今や印刷の質もかなり良くなっています。

レジ袋について少し面白いのは、日本の企業向けに作られたレジ袋が中国国内に流出している事で、日本のホームセンター「コーナン」のレジ袋が使われているのを見た事があります。まさか日本語が書いてあるから、品質が良いなんて勘違いしている事はないと思いますけどね

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